藤沢文翁【舞台脚本・演出】

fujisawa

PROFILE

出身時:東京都
所属:株式会社 アクロス エンタテインメント

2005年、英国ロンドンで
演出家・劇作家としてデビューし、
国内外で活動している。

近年では、ヨーロッパから持ち帰った手法を用い
全く新しいジャンルの朗読劇として
「SOUND THEATRE PROJECT 」
(新感覚・音楽朗読劇)を発足させ、
香りや風や炎といった特殊効果と生演奏は
「手に汗握る音楽朗読劇」とされ、
活動の場もシアタークリエ、舞浜アンフィシアター、
東京国際フォーラム ホールAと、
朗読劇としては世界最大規模にまで成長させている。

洋の東西を問わず、歴史文化や芸術に精通し、
劇場にとどまらずテレビや新作落語、
アニメやゲームにいたるまで幅広い分野で活躍している。

 

COMMENT

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とても叙情的な物語だと思いました。

きっと終わりゆく世界のギリギリの間で、必死に生きている少女と
それを見守る「モノ」達・・・・。
「ヒト」は言葉を失っていて、
そんな「ヒト」の代わりに「モノ」達は少しお喋りな世界。

一見荒唐無稽な設定が、
まるで音楽の旋律のように心の中に流れ込んできて、
やがて物語の世界に自然と引き込まれてしまう・・・
今日マチ子先生原作の「みつあみの神様」は、そんな物語だと思います。

今回、この世界を表現するにあたり、
私の新たなる試みとしてサンドアートとのコラボレーションがあります。
海辺から始まるこの物語、
砂に書いた絵のように、書いては消され、消されても書き続ける。
そんな美しく、儚く、そして何度波にさらわれても未来を描き続ける・・・
そんな人間の強さを表現できたら良いなと思っております。

本公演は、実力派声優陣の朗読と、
プロダクション I.Gの作り出すアニメーション、
そして青葉市子さん達による生演奏、
そしてサンドアートという四つのエッセンスが狭いステージでぶつかり合います。

終わりゆくこの世界を「手触り感のある舞台」として皆様の前に出現させるために、
総合プロデューサーに本広克行監督を迎え、最高のキャスト・スタッフが集結します。

キャスト、スタッフ一同、お客様のお越しをお待ち申し上げております。

今日マチ子本広克行藤沢文翁板津匡覧